戦争の涙と動物の涙「戦火の馬」あらすじ・感想と評価
イギリスの同名小説を、「スティーブン・スピルバーグ」監督が映画化!
第1次世界大戦を舞台に、1頭の美しい馬と人間たちの出会いと別れを描く感動の戦争ドラマ。
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目次
戦火の馬 あらすじ
第1次世界大戦前夜のイギリスの農村で、1頭の美しい馬が貧しい農家に引き取られる。
この家の少年「アルバート」は、父が連れてきた美しい馬に「ジョーイ」と名付け、かけがいのない友情を結ぶ。
しかし戦争が始まると、ジョーイは英国軍の軍馬として売られ、フランスの戦地に送られる。
アルババートはジョーイを探すため、徴兵年齢に満たないにもかかわらず入隊し、最前線のフランスへ向かう。
ジョーイは死と隣り合わせの過酷な日々のなか、軍馬を誰よりも大切にするイギリス人将校、ドイツ軍を脱走した少年兵の幼い兄弟、両親を失ったフランスの少女らと巡り合う。
過酷な運命に立ち向かう人々との出会いと別れを繰り返しながら、やがてジョーイは彼らの希望となり、「奇跡の馬」と呼ばれる。
作品情報
上映時間 147分
公開 2011年
キャスト
ジェレミー・アーヴァイン、エミリー・ワトソン、デイヴィッド・シューリス、ピーター・ミュラン、ニエル・アレストラップ、トム・ヒドルストン、パトリック・ケネディ、デヴィッド・クロス、ベネディクト・カンバーバッチ、セリーヌ・バッケンズ、トビー・ケベル、ロバート・エムズ、エディ・マーサン、ニコラス・ブロ、ライナー・ボック、レオナート・カロヴ
感想 戦争映画の涙と動物映画の涙
戦争映画を見たとき、家族が戦地から帰ってきた喜びの涙、亡くなってしまった悲しみの涙。それと、動物映画を見たときの感動が同時に訪れた作品でした。また、映画のワンシーンで有刺鉄線に絡まった馬を敵同士でも協力して助け出すシーンは、緊張感のあるシーンで描かれる事によって、なんだか暖かい気持ちになれる良い場面でした。
評価 ★★★★★
◯とっても感動できる素晴らしい映画だった。
◯馬が主役という数少ない作品だった。
◯ストーリーの展開が良く、飽きさせない作品だった。
予告動画
気になった。撮影方法
スティーブン・スピルバーグ監督はこう語った。
「こちらから何も指示を出さずとも、馬たちが自らその場の状況に反応して思いがけない演技を見せてくれることが度々あったよ。馬にそんなことができるとは思ってもみなかったというようなことをね。我々が意図をうまく伝えられなかったとしても、シーンの趣旨をどういうわけか敏感に感じ取って、馬たちが素晴らしい演技を見せてくれることにひたすら感謝する毎日だったよ」
引用http://adhd-guide.info/steven-spielberg/
時にはこんなことも…
「馬たちには傷ひとつ負わせちゃいけないっていうのが鉄則だったんだ。脚をけがするシーンでは、調教師にわざと脚をひきずる演技を仕込んでもらったよ。これが意外と簡単でね。どちらか片方の脚に重しを加えた蹄鉄をつけると、その脚をひきずっているように見えるってわけさ。とても安全なやり方さ」
参考http://www.hollywood-news.jp/news/movie/25037/
調べてみると撮影方法にビックリでした!馬もしっかりとした役者だったようです!